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back on live FESとは

はじめまして!
FMとやまの音楽番組「back on live」でMCを担当しております、富山県富山市出身のドイヒロトです。

この番組が始まった2021年8月15日
コロナの影響でライブハウスが無くなり、富山から音楽という文化が消えかかったタイミングでback on liveは産声をあげました。
音楽の灯を絶やさないように富山から全国へ発信し続け、番組はおかげさまで3年経ち、4年目に向けて地元富山県の為に何ができるのだろう…とぼんやり考えていた時

2024年1月1日に能登半島沖地震が起きました。

富山は「地震が1番少ない県」と言われています。
昔からおじいちゃんやおばあちゃん達に「富山は立山連峰が守ってくれているから大丈夫」と聞かされて育ったので、元旦の揺れはまさに晴天の霹靂でした。2024年6月 番組ディレクター角井氏と共に、富山・能登の被害が大きかった被災地へ。
現地へ向かう道中、震源地に近づくにつれ言葉を失いました。
地面は裂け、歩道に断層が出来、宙吊りの電信柱、2車線の道路は陥没し蛇行して進まなければいけない一方通行の道になり、横倒しになったビル、火災で鉄屑になった車のフレーム、今にも倒壊しそうな家屋…あまりの壮絶さに一言も出てきません。

半ば衝動的に「困っている人のために何かしないと」というその一心だけで
昨年『back on live FES』というイベントを立ち上げました。

今年に入り、地元富山のバンドマンと共に現地へボランティアへ
現場リーダーから「今日はラスボスクラスの現場だ、覚悟が要るぞ」と聞かされ現地へ着くと
天井まで土砂が雪崩込んだ家屋が目に飛び込んできました。
思い出も何もかも飲み込まれてしまった家主さんの明日への希望に繋がってほしいと
ただただ必死に泥を掻き出しました。
汗だくでスコップを振り上げているとリーダーがやって来て
「無理しなくていいからな、1人1人ができることを無理なくやってくれたら嬉しいよ」と笑顔で声をかけてくれました。
改めて、僕は何ができるのだろうと思いました。

「365日あるうちの1日でだけでもいい、この震災のことを忘れないでほしい」と強く思いました。
一年以上経った今も震災の傷は癒えておらず困っている人がいます。
そんな困っている人の役に立ちたい、困っている人の力になるようなFESにしたい。
そんな想いを込めて今年もback on live FESを開催します!
「1日だけでいい」と言いましたが今年は2日間開催します!
全国から復興イベントに駆けつけてくれる仲間たち
地元富山から立ち上がるバンドマン
色々な想いが込められた地元富山のFESが「back on live FES」です。
長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

back on live MC ドイヒロト

チャリティー募金について

昨年度開催の「back on live 2024」にて
会場での募⾦、またチケットやグッズの売り上げから経費をのぞき、
総額「220,394円」を⽯川県の災害義援⾦へ寄附させていただきました。
改めて、厚く御礼申し上げます。

また、富山県庁にて寄付金の贈呈式が行われ、
佐藤副知事よりお礼のお言葉をいただきました。

このイベントが富山を代表する音楽フェスになるよう走り続けてまいります。
関わってくださった全ての皆様に感謝します。
ありがとうございました。